旅行契約の種類で会社の責任も変わる

同じことをするのにも幾つもの会社を通して行うこともあれば、すべて自分で準備するようなこともあります。会社を通す場合、場合によっては会社に何らかの責任を負ってもらうことができます。代金を支払って行ってもらうのですから、それが希望通り履行されなければそれについて追求することができるでしょう。全て自分で行う場合はもちろん誰かに責任を追求することはできません。その全てが自分にかかってきます。自分で解決しなければいけません。

旅行においては、業者を利用するときに契約の種類があります。まずは企画タイプになります。業者のほうが用意しているものに対して何らかの選択をします。募集型になると、参加者はツアーそのものを選択します。すべてセットになっているものです。内容について、参加者側で変更を求めたりすることはできません。他の参加者などもいるからです。このような場合は旅程管理や旅程保証などについて業者が行ってくれます。その通りに行わなければいけません。

企画旅行において受注型があります。こちらはある程度の希望や予算を伝え、その範囲で業者の方がプランを決めてくれるものです。団体などで申し込むときに見られるものです。こちらについても業者のほうが内容を決めます。ですから旅程管理、旅程保証をしてもらうことができます。手配タイプのものとは、利用者がすべて内容を決めている状態です。その上で鉄道や宿泊先などの手配をしてもらうだけになり、業者は旅程管理などの義務はありません。